【Java】仮想マシンにLinuxとJavaとJenkinsを導入
はじめに
VirtualBox内にLinuxOS(Ubuntu)を導入し、さらにJavaとJenkinsを導入したので、備忘録がてら本エントリに記述する。【前提条件】
VirtualBoxがインストールされている。
(仮想マシンが使えれば何でもいいので、クライアントはVMWare等でも問題ない)
Linux(Ubuntu)の導入
1.イメージファイルの入手http://www.ubuntulinux.jp/から、Ubuntuのイメージファイルをダウンロードする。
2.仮想マシンを作成し、手順1で入手したイメージファイルを使ってUbuntuをインストールする。
【参考】
WindowsのVirtualBoxにUbuntu 13.04をインストールしてみた -VirtualBoxの使い方
Javaの導入
1.ターミナルの起動2.以下のコマンドを入力する。
$ sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install oracle-java8-installer
とりあえずこのとおり実行したら確かにJavaは導入できたが、リポジトリの追加をしないといけないものなの?
いきなり「sudo apt-get install oracle-java8-installer」したらダメなのかな?
3.念のため確認
$ java -version java version "1.8.0_72" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_72-b15) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.72-b15, mixed mode)
Javaが導入されていることを確認できた。OK。
Jenkinsの導入
【前提条件】Javaが導入されていること。
1.以下のコマンドをターミナルで実行する。
$ wget -q -O - https://jenkins-ci.org/debian/jenkins-ci.org.key | sudo apt-key add - $ sudo sh -c 'echo deb http://pkg.jenkins-ci.org/debian binary/ > /etc/apt/sources.list.d/jenkins.list' $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install jenkins
2.ブラウザを起動し、「http://localhost:8080」と入力する。
Jenkinsが導入されていることを確認できた。OK。
(よく見ると、今回作成したVMの名前が「altair」(アルタイル)ということがお分かりいただけると思う。星っていいよね。ワクワクする)
【参考】
Ubuntu14.04にJenkinsをインストールした - ブログ::=(メモ|落書き)帳
Installing Jenkins on Ubuntu - Jenkins - Jenkins Wiki
(番外編)ホストマシンのブラウザからJenkinsを見れるようにする
1.VMの設定画面にて、「ネットワーク」設定で割り当てを「ブリッジ」に変更する。(デフォルトでは「NAT」になっている)2.マシンを再起動し、ターミナルにてIPアドレスを調べる(ホストマシンと同じネットワークに入っているはず)
3.ホストマシンのブラウザにて、「http://(調べたIPアドレス):8080」と入力する。
⇒ホストマシンからもJenkinsにアクセスできるようになっている
おわりに
VMにLinuxOSとJavaおよびJenkinsのインストールを行った。とりあえず大まかな環境はできたが、個人的にはまだまだといったところ。最終的に私がやりたいことは以下の事柄である。
●GitHubとJenkinsの連携をとった環境を作る
・ソースコードをGitHubにコミットしたらJenkinsのビルドが走る。
・GitHubにコミットしなくても、ある決まった時間に自動的にビルドが走る。
実際にできるのかどうかはわからないが、少なくともGitHubのリポジトリをJenkinsに引っ張ってくるぐらいは探せば方法はある…と思うので、やってみたいところ。
以上。